pcos メラトニン

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)には

メラトニンが効く?!

 

  1. PCOSだと寝つきも悪い!?
  2. 実際の体験談
  3. 実験でわかった効果
  4. メラトニンとは
  5. メラトニンを増やす方法 (3つ)
  6. まとめ

PCOS

 

PCOSだと寝つきも悪い!?

 

最近よくテレビなどで注目されている、メラトニン。

 

ストレスによる不眠で悩んでいる人は、一度は聞いたことがあるかも知れません。

 

メラトニンは睡眠ホルモンと言われており、不眠症の場合は、このメラトニンが不足していると考えられています。

 

しかし、実は最近の研究でこのメラトニンがPCOSを改善するのに必要なのではないかと考えられているのです。

 

16〜40歳の女性をPCOSの人とそうでない人にわけ、実験をおこなったところ…

 

PCOSの人に、睡眠障害や夜間のトイレなどが多く、目立ったのだそうです。

 

これは、今までにあまり見られなかった新しい切り口での実験だったので、メラトニンが注目されることとなったのです。

 

そこで今回は、そんなPCOSに効果的だと言われているメラトニンについて説明していきたいと思います。

 

 

 

実際の体験談

 

メラトニンで

PCOSが改善した話。

 

 

PCOSと診断されて、1年ほどが経過した31歳の女性。

 

彼女は、なかなか結果が出ない治療にちょっと焦りながらも、毎回希望を持って様々な治療法を試してきました。

 

そんな中、医師に勧められたのは「メラトニン」の薬。

 

そう、彼女はPCOSでも悩んでいましたが、不眠気味で睡眠障害にも悩んでいたのです。

 

会社でのストレスが、どうしても夜の睡眠に影響してしまい…

 

実はPCOSだと診断を受ける前から、不眠に悩まされていました。

 

彼女の睡眠障害、このことに目をつけた医師が…

 

「メラトニンは睡眠障害に効くだけでなくて…

 

実は卵子の質を低下させる、活性酸素を抑制するはたらきもあるんです」

 

という、新しい情報を教えてくれたのです。

 

そこで、メラトニン投与の治療を受けてみることにした彼女。

 

しかし、夜によく眠れるようにはなったものの…

 

毎夜、なんだか嫌な夢を見ることが多くなったのです。

 

メラトニンには10%くらいの頻度で、副作用に「悪夢」というものがあります。

 

彼女の夫は、最初は「精神に作用するような薬は飲まないでくれ」と、偏見が混じっていたため反対することもありました。

 

しかし実際メラトニンを飲み始めてからは卵子の質が上がってきて、いい卵ができることが増えてきました。

 

そして、ついに質の良い卵子が排卵!

 

これには、反対していた夫も驚いていました。

 

医師には、「このまま良い状態が続けば、妊娠も遠いものではないでしょう」と言われています。

 

 

 

実験でわかった効果

 

PCOSの女性56人

メラトニンを投与した結果・・・

 

 

PCOSの女性の中でも、体外受精をおこなってもなかなか妊娠しない人を対象に実験をおこなったデータがあります。

 

参加人数は115名で、そのうち半分の56名に生理5日目から採卵日までの間、1日3mgのメラトニンを投与します。

 

そして、妊娠率は上がるのかどうかという比較実験をおこなったのです。

 

その結果、メラトニンを投与したグループの体外受精での妊娠率は19.6%と、以前の10.6%から上昇しました。

 

PCOS

 

これは、メラトニンの効果で睡眠障害が改善したことによるストレスの減少…

 

そして、メラトニンの活性酸素を抑制する効果によって卵子の質が上がったことが要因と考えられています。

 

現に卵が充分成長しているだけではなく、変性した卵の確率も低下したのです。

 

PCOSは様々な原因が集まって出る症状ですので、メラトニン1種類で治療するよりも…

 

クロミフェンなど、様々な治療法と合わせておこなうのが効率的です。

 

 

 

メラトニンとは

 

メラトニンって何?

 

 

メラトニンは、睡眠のサイクルをコントロールしているホルモンです。

 

夜眠って昼間活動できるように、メラトニンは夜に数値が高くなり、昼間に数値が下がるという特徴があります。

 

PCOS

 

メラトニンのおかげで、わたしたちは夜に寝て朝起きて活動するというリズムが出来ているのです。

 

夜は眠りにつくために、体温が下がる傾向にあります。

 

メラトニンが不足してしまうと、体温がさらに低くなってしまい、冷え性になる可能性が高くなります。

 

冷え性も、妊娠にとっては大敵ですから、メラトニンが大切な役割を果たしていることがわかると思います。

 

メラトニンは、間脳視床下部の背面にある突起した松果体というところから分泌されます。

 

この松果体は、大脳に沿って伸びているため、ここから外の光を察知してメラトニンの分泌をコントロールしているのです。

 

 

 

メラトニンを増やす方法 (3つ)

 

メラトニンを増やす

3つの方法!

 

 

では、具体的にメラトニンを増やしていくにはどうしたら良いのかを説明していきます。

 

メラトニンを上昇させるには、主に3つの方法があります。

 

PCOS

 

@暗い環境で分泌が高まる!

 

曇りの日や、日が落ちるのが早い冬はメラトニンが上昇しやすいです。

 

メラトニンは周囲の光によって分泌量が変化するので、暗い場所が良いのですが…

 

だからと言って、一日中暗い場所で過ごすというのはあまりオススメできません。

 

メラトニンの分泌にはリズムが大切で、昼夜のバランスが重要なのです。

 

夜、寝るときにしっかり暗くして寝ましょう。

 

Aからだをたくさん動かす!

 

クタクタになるまでからだを動かした後って、ぐっすり眠れることが多いと思います。

 

これは、運動によりメラトニンの分泌が増えて、睡眠障害を改善しているからなのです!

 

しょっちゅうクタクタになるくらい運動をするというのは、さすがに不可能だと思いますので…

 

たまに、思いっきりからだを動かしてみてください!

 

Bメラトニンの薬を摂取する!

 

メラトニンは効いてくるまでだいたい1時間ほどなので、薬を飲むのは寝る1時間前が理想です。

 

大人は3mgの少量から始めて、様子を見ながら服用していってください。

 

メラトニンの量が多過ぎると、目が覚めにくかったり日中ふらつきを起こしたり…

 

症状としては、二日酔いのようになってしまう恐れがあります。

 

自分のベストな状態になるまで、メラトニンの量を調節しながら様子を見ていきましょう。

 

翌朝には、辛いときもあるでしょうが、なるべく朝7時までの同じ時間に起きて、太陽の光を浴びるようにしてください。

 

こうすることで、メラトニンの効果が高まって、薬も最小量で済みます。

 

PCOS

 

まとめ

 

まとめ

 

 

PCOSとメラトニンの関係について説明してきましたが、いかがでしたか?

 

メラトニンによって卵子の質が高まるのは、強力な抗酸化作用によるはたらきによるものです。

 

また、これは実験でも妊娠率を10.6%から19.6%に引き上げていることで明らかになっています。

 

卵子の質が良くなれば、自力排卵が難しくても、体外受精での結果が出やすくなります。

 

メラトニンは薬を使うこともできますが、まずは自分で睡眠のリズムを整えるために…

 

運動や早起きをぜひ実践していって、メラトニンの分泌量を高めていってください。