pcos 矢沢心

PCOSを克服!女優・矢沢心さんの6年の軌跡!

 

PCOS

 

女優として活躍し、魔娑斗さんの妻として夫を支えつつ、ふたりのお子さんの子育てをこなす矢沢心さん。

 

優しい笑顔と穏やかな口調が印象的な明るいイメージですが、実は結婚してから子供に恵まれるまで6年も経っていたのです。

 

それは矢沢心さんが、ある症状を持っていたことでなかなか妊娠ができなかったことが原因だったのです。

 

それは「多嚢胞性卵巣症候群」…名前が長いので英語名の頭文字を取り、PCOSとも呼ばれています。

 

矢沢心さんがPCOSを克服して、ひとり目のお子さんを出産するまでの道のりは、険しいものでした。

 

しかし見事PCOSを克服して、さらにその2年後二人目のお子さんを自然妊娠で出産されています。

 

そこで今回は、そんな矢沢心さんの長きにわたるPCOSとの闘いの軌跡を、たどってみたいと思います。

 

 

矢沢心さんがPCOSだと診断された経緯とは?

 

 

矢沢心さんは、魔娑斗さんと結婚してからすぐに子供を授かるため、不妊治療を始めています。

 

まだ結婚当初20代だった矢沢心さんですが、なぜ不妊治療が必要になったのでしょうか?

 

それは矢沢心さんが昔から生理不順がひどくて、すんなり妊娠できないのではないか、と思ったからなのでした。

 

その予想は当たり、医師からは「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」だと診断されてしまいます。

 

PCOSは、卵巣の中に未成熟で排卵できなかった卵胞がたくさんできてしまう状態です。

 

通常は卵胞の中に卵子が入っていて、卵胞が成長したら殻を破って卵子が飛び出して排卵するという形なのですが…

 

PCOSだと卵胞が育たないために、排卵が起こらなくなってしまう=妊娠できない状態になってしまうのです。

 

矢沢心さんはタイミング法から始めて、人工授精、体外受精と次々ステップアップされています。

 

PCOS

 

人工授精は4回トライしたもののうまくいかず、体外受精では5回目のトライで一度妊娠判定が出たものの、残念ながら流産されています。

 

そして次の6回目の体外受精で、やっと待望の赤ちゃんに出会うことができたのです!

 

彼女にとって6年という時間は、本当に長かったと思います。

 

PCOSの対処療法で排卵誘発剤を使うのですが、それの副作用などに苦しんで、非常に辛い思いをしていたそうです。

 

でもいつか赤ちゃんに会える日を夢見て、辛いことも乗り越えながら夫婦二人三脚で不妊治療を乗り越えていきました。

 

そして、第一子を無事に出産、その2年後には第二子と、順調に妊娠されていますね。

 

矢沢心さんは、この6年という体験をしたからこそ、辛いことも乗り越えられる強い心を持つことができたのです。

 

 

矢沢心さんがPCOSを克服するために受けた治療とは?

 

 

矢沢心さんは、PCOSを克服して排卵を復活させるために、様々な不妊治療をおこなってきました。

 

そこでここでは、順番に不妊治療の内容を説明していきたいと思います。

 

PCOS

 

@タイミング法

 

タイミング法は、医師に排卵する日を見定めてもらって、その日に合わせて夫婦関係を持つという、自然妊娠を前提とした治療法です。

 

相談料も3,000円ほどと安価で、気軽に受けることができる治療の種類となります。

 

Aクロミフェン療法+人工授精

 

クロミフェン療法という、クロミッドなどの排卵誘発剤を使って排卵させ、精子を直接子宮に送り込むのが人工授精です。

 

矢沢心さんは、自身の著書「ベビ待ちゴコロの支え方−あきらめない妊活、31のコツ」で排卵誘発剤の副作用に苦しんだと書いているので・・・

 

クロミフェン療法よりも、次のゴナドトロピン療法が主だったのかも知れません。

 

Bゴナドトロピン療法+人工授精

 

2種類の性腺刺激ホルモンを組み合わせたFSH製剤・・・それを自己注射する、ゴナドトロピン療法。

 

排卵率は70%なので、人工授精と組み合わせるにはピッタリです。

 

妊娠率も30%と統計的に高めではありますが、残念ながら排卵誘発剤の副作用が強く…

 

人工授精で結果が出なかった場合、体外受精へとステップアップします。

 

Cゴナドトロピン療法+体外受精

 

体外受精をするにも、排卵した卵子が必要となります。

 

そのため引き続きゴナドトロピン療法で副作用に耐えながら、採卵など痛くて辛い治療もおこないながら体外受精にトライしたのではないでしょうか。

 

矢沢心さんは、体外受精の回数なんと6回!

 

同じく不妊治療で、子供を二人授かった東尾理子さんに次ぐ多さですよね。

 

ここで、5回目の体外受精は流産でしたが、次の6回目で、無事に妊娠して出産されました。

 

 

すぐに二人目を妊娠できたのはなぜ?

 

 

PCOSによって一人目を妊娠するのに6年かかった矢沢心さんですが、産後の無理がたたって体調を崩してしまいます。

 

そこで治療を始める前に、一応妊娠しているか検査したところ…。

 

なんと、二人目の妊娠がわかったのです!

 

しかも今回は自然妊娠での妊娠で、ダブルのびっくりだったそうですよ。

 

しかしなぜ、二人目をすぐに授かることができたのでしょうか?

 

PCOSの患者の妊娠体験談を見ていると、どうも一人目の出産をしたことで体質が変わって、PCOSが改善したという人が多く見られました。

 

妊娠や出産をすると、ホルモンのバランスが著しく変化します。

 

その反動で、PCOSの原因だった卵胞ホルモンの分泌の減少が改善されるのではないでしょうか。

 

そして無事に自力で排卵できるようになって、自然妊娠に至ったのだと思います。

 

こういった、PCOSでも二人目をすぐに授かった話を聞くと、なんだか勇気をもらえる気がしますよね。

 

 

矢沢心さんの場合のPCOSとは?

 

 

PCOSといっても症候群と言われるだけあって症状も多岐にわたり、そして軽度のものから重度のものまであります。

 

そこで、矢沢心さんが試した治療法で考えられるものをリストアップしてみました。

 

@ゴナドトロピン療法+体外受精

 

矢沢心さんの場合は、クロミフェン療法では排卵がされずに、より強力なゴナドトロピン療法によって排卵を促していたと考えられます。

 

副作用の危険は大きいですが、薬で成長させた卵子を採卵し、体外受精させるというやり方です。

 

このことを考えると、矢沢心さんは昔から生理不順の症状があったということで、割と重度のPCOSだったのではないでしょうか。

 

しかも副作用で苦しんだと著書で話しているので、この方法を主におこなっていた可能性が高いですね。

 

PCOS

 

A未熟卵子体外培養体外受精(IVM-IVF)

 

しかし、体外受精で一人目のお子さんを授かっているところを見ると…

 

もしかしたら、比較的新しい治療法の「未熟卵子体外培養体外受精(IVM-IVF)」を試した可能性もあります。

 

この治療法は1994年に学会で発表され、日本では2000年に初めておこなわれた新しい方法でもあります。

 

PCOSは、卵子が未熟なまま増えてしまう状態です。

 

そのため、下手に薬で卵子を大きくしようとしないで、あえて未熟なまま採卵します。

 

そのため、PCOSに多い副作用のOHSSを予防しながら治療をすることができます。

 

まだ新しい治療法で、臨床段階にあることは否めませんが、こんな方法もあるのです。

 

今後は研究が進んで、からだに負担のかかりにくいこちらの治療法が、主にできるようになっていくのではないかと言われています。

 

PCOS

 

まとめ

 

 

女優の矢沢心さんのPCOSとの闘病について、詳しく治療法なども解説しながら説明してきましたが、いかがでしたか?

 

6年という間、流産や副作用など辛いことも多かったと思いますが、諦めなかった矢沢心さん。

 

その気持ちが伝わって、今ふたりのお子さんを授かったということですね。

 

またPCOSは1度目の妊娠や出産で体質が変わると、改善する可能性があるということもお話ししてきました。

 

今はPCOSの重さに応じて様々な治療法があり、患者側がある程度選ぶことができます。

 

自然妊娠を100%諦めなければならないということはありませんので、諦めずに治療を続けていってくださいね!